中学生ピアスは受験のネックに

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中学生時期と言うと思春期が始まる頃、大人と子供の間を行ったり来たりする中で心は揺れ動いていることでしょう。

何かしたい、それがピアスを付けるといった方向に行く人たちもいるでしょう。

しかし、そんな中学生時代はたったの3年間、あっという間にやってくる高校受験において、どういった影響を及ぼすものなのでしょうか。

すでに穴をあけてしまった人たちの対処法と合わせてみていきましょう。

中学生は受験前にピアスを付けるべきではない

高校受験において面接を受けるのであれば、ピアスはやめておいた方が無難です。

自由が売りの学校でもピアスまで許しているようなところは、日本にはあまりないでしょう。

校則という決まりがある以上は、どんな理由であれ違反していることはマイナス評価につながりますし、面接の際の採点の中にも、受け答えの仕方やその内容と共に服装というチェック欄はあります。

どんなに素晴らしい対応をしても台無しになってしまうかもしれません。

第一印象だけで見ることになる面接官に、少しでも良く見られる努力はするべきなのです。

ピアスホールは塞いでしまう、まだの時にはアイテム使用

イヤリングならば直前に外せばよいだけですが、ピアスの場合は穴が開いているので普段使用していることは面接官にバレバレだったりします。

一度開けた穴はそう簡単には塞がらないので、勢いで開けてしまったとしても出来るだけ早い段階でピアスを外してホールを塞いでしまうべきです。

早めにやめたつもりが受験日当日にまだ塞がっていないというならリップクリームがおすすめです。

塗るだけで目立たなくなりますし、受験時期と言うと冬、唇の乾燥を防ぐために持っている人もいるのではないでしょうか。

唇に付けるものなので耳に付けても、かぶれなどの心配も少なく、カサカサの唇も見た目が良いとは言えないので、面接時期には透明タイプのものを常にポケットに忍ばせておいた方が良いです。

更にファンデーションを上から重ねると、より目立たなくなります。

聞かれたらきちんと答えることで名誉挽回

リップクリームとファンデーションでばっちり隠したつもりでも、暖房の効いた部屋で緊張しながら待っている間に取れてしまうかもしれません。

マフラーや髪の毛と触れ合うことでも薄くなります。

何人もの中学生受験生を見てきた面接官はベテランですので、見破られて直接ピアスのことを質問されたときに、焦ってごまかしたり嘘をつくというのは面接の評価を下げるだけです。

それよりもなぜ開けたのか、理由を正直に話すようにしましょう。

理由は「お洒落をしてみたかったから」、「友達と遊び感覚でやった」など、人それぞれあるはずでしょうし、耳に穴をあけるという行為そのものに意味を見出そうとする生徒も少なくはないのです。

そういった気持ちは中学生ならではの感情でもあります。

今は大人になって落ち着いて見える面接官の方たちでも、かつては同じように抱いたことのあるものであり、それを否定するようなことはまずありません。

思春期のあれこれは誰もが通過する道なのです。

自分の持っている感情をきちんと伝え、客観的に観察することのできる能力を持っているというのは、十分にプラスへと働くので、ばれたと分かったら焦らず自身を振り返ってみましょう。

もちろん高校に入っても禁止されていることでしょうから、これ以降はつけることは無いという意思表明もしなければいけません。

一つの穴をあけていることで、そこから転落へと進んでいくのではないかと生徒の将来を面接官は危惧しているのです。

ピアスは中学生の通る道の一つ

中学生の中にはピアスの穴をあけたいと思う人は少なくないでしょう。

この時期だけの流行のようなもので、大人になれば懐かしい思い出となりますが、その為に人生を棒に振るような事となっては意味がありません。

面接の結果は受験には大きく影響をもたらします。

ピアスをつけることに意地をはることなく、早めに外す・目立たないように隠すという対応をして面接に臨みましょう。