ピアスホールの消毒の正しいやり方

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中学生や高校生になると、耳にピアスをつけてお洒落をしたいと感じる人は少なくありません。

ファッション専門店では、メンズ用のスタイリッシュなデザインのピアスが数多く販売されていますが、ピアスの穴を開けた場合、患部をきれいに保つために消毒することが大事です。

そこで、ここではピアスホールの消毒方法、消毒液などを詳しく紹介していきます。

ピアスホールは一か月間の消毒が必要

お洒落のためにピアスホールを開ける若者は数多くいますが、必ず消毒を忘れずに行うことが大事です。

ピアスホールを開けた直後、洗浄もせずに放置してしまうと雑菌が入り込んで出血や化膿の原因になります。

中学生や高校生の場合、体育の授業や部活動などで運動をして汗をかく機会が少なくありません。

また、ついつい無意識のうちに指でピアスホールに触れてしまう恐れもあります。

そうした場合、雑菌や汚れが入りやすくなるため、少なくとも一日に二回は忘れずに行う必要があります。

耳にピアスホールを開けると、平均して一ヵ月くらいでピアス穴が安定してくるので、基本的にピアス穴を消毒しなければいけない期間は、一ヵ月前後となりますが、患部をきれいに保つために面倒くさがらずにやりましょう。

ピアスホールの正しい消毒方法

まずは洗浄しよう

日常生活を送っていると、埃や汗などでピアス穴が汚れてしまいます。

そのために、最初に患部の汚れを落とすために洗浄をする必要があります。

やり方の手順は、まず刺激の少ないボディーソープをよく泡立ててからピアス穴の周囲に直接塗っていきます。

3分ほど放置して汚れを浮かせてから、ピアススタッドをくるくると回してピアス穴も同時に洗っていきましょう。

その後、ぬるま湯でボディーソープの泡を丁寧に洗い流していきます。

洗い残しがあると皮脂汚れの原因となるので、丁寧にすすぐことが非常に大事です。

そして、すすぎが終わったら、綿棒を使ってピアス穴の周辺の水分をしっかりと拭き取りましょう。

水分が周囲にあるとファーストピアスがさび付いて雑菌が入る恐れがあるので、忘れないでください。

洗浄後に行う

洗浄が終わったら、いよいよ消毒を開始することになります。

基本的なやり方は、消毒液を綿棒に染み込ませてからピアス穴周辺に丁寧に塗っていくだけです。

その後、ピアススタッドを回してなじませて終了です。

ピアス穴を開けた直後は、ピアススタッドを動かすと痛みを感じることがあるので、もしも痛みがあるならば、無理に動かすのはやめてください。

起床時や洗顔時、お風呂に入った後など一日に最低でも二回行いましょう。

消毒液の種類

ジェルタイプ

ジェルタイプのものは、皮膚への刺激が弱いために肌トラブルがなく殺菌できるのが特徴で液だれもなく、初めての場合でも非常に使用しやすいです。

マキロン

マキロンとは、塩化ベンザルコニュウムを主成分とした消毒液のことで、抗炎症作用・組織修復作用のある成分が含まれているのが特徴で、ドラッグストアなどでリーズナブルな価格で販売されているので、気軽に入手することができます。

ただ敏感肌の方の場合、刺激が強いために皮膚の自然治癒能力が低下してしまう恐れがあり、その結果、ピアス穴がただれたり、シミやかさぶたができやすかったりする恐れがありますので、外部からの刺激に弱い肌質の方は使用する際に注意した方がいいでしょう。

ピアスを楽しむには消毒が必須

お洒落を手軽に楽しめることから、ピアスホールを開けたいと思う中学生や高校生は少なくはありません。

ピアスを存分に楽しみたいならば、絶対に消毒を行う必要があります。

ピアスホールを開けたことに満足してケアを怠ると、雑菌が入って化膿や出血の原因になりますので自分は大丈夫だという自己判断は禁物です。

上記で紹介したポイントを参考に欠かさず消毒をしましょう。