どれだけ知っていますか？主なピアスの部位と名称

皆さんこんにちは(*^-^*)

有史以来、古くはタトゥーと同様に邪悪なものから身を守る魔除けとして用いられていましたが、

現在まで時代が経つにつれてファッション性の意味合いが強くなりました。

一般的には耳のピアス、口、鼻、舌、などの顔から上へのピアスが有名ですが、

身体のさまざまな部位にピアスを開けることができ、名称もあります。

今回はそんなさまざまなピアスの部位と名称をご紹介していきたいと思います。

もともと耳へのピアスは、インド・エジプトなどの古代文明に、

人類が装飾品で身体を飾る際に耳への装飾も行ったことに始まります。

当時の金工技術はとても高度ななもので、輪状の金属製の耳飾りが一般的でした。

この耳飾りは耳に開けた穴に取り付けられ、ピアスの原型になったと言われています。

そんな歴史の最も長いピアスの部位や名称をご紹介していきます。

耳周辺のピアス

1.ヘリックス

2.インダストリアル-耳の軟骨部などで2箇所の穴を1つのバーベルで通すピアッシング。

3.ロックまたはルーク

４.ダイス-耳の軟骨部へのピアッシング。

5.トラガス-耳珠（顔側の耳孔の前にある三角に出っ張った軟骨）へのピアッシング。

6.スナッグ-耳の軟骨部にするピアッシング。

7.コンク-耳の穴付近の軟骨にするピアッシング。

8.アンチトラガス-耳たぶの上側軟骨にするピアッシング。

9.イヤーロブ-耳たぶは左右のイヤーロブに一つずつピアスをすることが最も多い。

ヴァーティカル・トラガス-耳珠を縦に貫くピアッシング。

通常のトラガスの前辺りに縦に開けるピアスで、比較的に新しいボディピアスの部位ですが、

徐々に人気の上がっている部位です。

アウターコンク-耳の軟骨部へのピアッシング。

耳上部の軟骨に位置し、耳の淵より大凡5mmほど内側の平らになっている部位。

目周辺のピアス

アイブロー-眉にするピアス。

平面の皮膚にするピアス、サーフェイスピアッシングと呼ばれる部位になります。

サーフェイスピアッシングの中でもアイブローは顔にするピアスなので目に留まりやすいです。

アンチ・アイブロウ-目の下の頬辺りに行うピアッシング。

アンチとは英語で『反対』という意味でアイブローに面して反対側にあるので、

アンチアイブロウと呼ばれるようになりました。

アンチアイブロウもアイブローに同じく顔にするサーフェイスピアッシングに当たります。

またアイブローもそうですがサーフェイスピアッシングは完成させるのが中々難しく、

特に顔は痕が残りやすいので注意が必要です。

ブリッジ-目と目の間に行うピアッシング。

ブリッジピアスは顔のピアスの中でも中々インパクトのある部位であり、

平面にするサーフェイスピアッシングで、セルフピアッシングは難易度も高いため、

ブリッジピアスを付けている人はそう多くはありません。

鼻周辺のピアス

セプタム-鼻中隔へのピアッシング。

鼻の穴と鼻の穴をつなぐ皮膚の部分です。

セプタムとは元々英語で中隔や隔壁といった意味でそこから鼻中隔へ通すピアスを

セプタムと呼ぶようになりました。

ナサラング-鼻の根元を貫通するボディピアス。

このピアスを開けている人が少ないので、開ければ目立つことは間違いなしですね。

口周辺のピアス

リップ（唇）-唇付近へのピアッシング。

使われるボディピアスはキャプティブリングが最もポピュラーですが、

サーキュラーやスパイラルでアクセントをつける方も多いです。

マドンナ（モンロー）-上唇と鼻の間の部分にするピアッシング。

画像のように向かって左側をマドンナ、右側をモンローと呼びます。

チーク-頬にするピアッシング。

使用されるボディピアスは裏側がフラットなラブレットが多く使われますが、

最近ではトラブルも少ないマイクロダーマルによるピアッシングが増えてきています。

ラブレット-下唇の下側にするピアッシング。リップよりも唇から離れた位置を指します。

ラブレットの中でも下唇から顎先までの距離の半分から上辺りがラブレット、

半分から下辺りがロウブレットと分けられます。

メデューサ-鼻の真下の部分のくぼみ（上唇と鼻の間にあるくぼみ）に行うピアッシング。

メドゥーサが正しい表記かもしれません。

スクランパー-上唇の内側で歯茎と結ばれている筋にするピアッシング。

『スマイリングピアス』とも呼ばれ、ニコッと笑うとスクランパーにつけた

ピアスが見えることから由来しました。

アンチスクランパー-下唇の内側で歯茎と結ばれている筋にするピアッシング。

まだここにピアスをされる方も少ない部位の一つです。

センタータン-舌の真ん中、中央に開けるピアッシング。

舌のピアスでは最も人気の高い部位でモデルや芸能人の方も多くしているピアスです。

タンエッジ-別名タンリム。センター以外の舌のピアッシング。

一口に言っても手前側、奥側などの開ける位置によってさまざまなバリエーション

を楽しめる事ができます。

タンウェブ-舌の裏の筋へのピアッシング。

舌と同じ粘膜部位で安定するのも早く、痛みも少ない方が多いです。

また安定が早い分、ピアスホールが安定していてもピアスを入れていないと

ホールが塞がりやすい部位とも言えます。

上半身のピアス

ヴァンパイア-吸血鬼に噛まれた様に見せる首周辺へのピアッシング。

首は生活の中で動かすことが多い部位のため、耳などへのピアッシングよりも安定が難しく、

排除されてしまう確率が高い部位になるため、上級者向けのピアスになります。

アームピット-脇の下のピアッシング。

コルセットピアス-背中・腕・脇・脚などに左右対称列に複数のピアッシングを施し、

コルセットに見立てて、紐やリボンを通すピアス。

スパイナル-腰へのピアッシング。

サーフェイスバーベルか、マイクロダーマルなどの埋め込む種類のピアスが主流です。

サーフェイス・トゥ・サーフェイス-皮膚表面へのピアッシング。

ナックル-こぶしの指の間にするピアッシング。

よく動く部位であり、スペースが小さいのでバナナバーベルのコーディネートが一般的です。

セルフでも開けやすいのでボディピアスの部位としては古くからあります。

ナベル-へそのピアッシング。

へそにモチーフが乗るような形で、へその穴の縁から上に向かってつけるタイプのピアスです。

上部分をキャッチでとめて使われるのが一般的です。

またへそピアスのモチーフがおへその中に入るためおへその形や大きさを選ばずに、

比較的安定しやすい位置と言われているため、

一番失敗する確率が少ないへそピアスの開け方となっています。

ニップル-乳首を貫通するピアッシング。

乳頭に対して水平に通すホリゾンタルニップルがメジャーです。

乳頭に対して垂直に通す場合はバーティカルニップルと呼びます。

マディソン-喉元の下部にするピアッシング。

日本では数年前までは名前すら聞いたことのない方が多かったマディソンですが、

海外では根強い人気をもつ部位になります。

まとめ

いかがでしたか？

一口にピアスと言ってもこれだけの部位や名称などがあります。

このブログを見て頂いて少しでも「この部位に開けたい」と

興味を持ってもらえればとても嬉しいです(≧▽≦)

皆さんのピアスライフが少しでも楽しく、オシャレの幅が広がる事をお手伝いできれば幸いです。

最後までご覧いただきありがとうございましたm(__)m