2020年東京オリンピック注目競技⑩（ボクシング編）

皆さんこんにちは(*^-^*)

季節はまさに秋から冬に入ろうとしているこの時期、「スポーツの秋」と言われるように

今まさに各競技で日本中が歓喜や興奮に包まれていますね(≧▽≦)

つい先日まで日本に感動と熱狂を与えてくれた「ラグビーワールドカップ」、

井上尚弥選手がモンスターの異名をまざまざと見せつけてくれた

「ワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ（WBSS）決勝」、など大いにスポーツで

日本中が盛り上がりを見せています。

そして今は「世界野球WBSCプレミア12」で盛り上がっていますね！！

スーパーラウンドに入りいよいよ日本でのラウンドが始まり「侍ジャパン」の

世界一制覇の戦いが始まっています。

このように最近は途切れることなく各競技のスポーツで日本中が湧いています。

来年の2020年東京オリンピックに向けて各国、各競技、各選手が東京オリンピック出場に向けて

戦いが始まっているので、そこからも目が離せないですね(≧▽≦)

そんな今回、東京オリンピック注目競技第10弾となります「ボクシング」について

ご紹介していきたいと思います。

先日の井上尚弥選手のWBSSの決勝も興奮と感動の連続でしたが、

最近はボクシングに関心や興味を持つ人が多くなりましたね。

実際、日本人のボクシング世界チャンピオンは多く世界で称賛されています。

そんなボクシングの魅力を競技概要やルールなどとともにご紹介していきたいと思います。

このブログでボクシングに興味を持っていただいて少しでも来年の東京オリンピックで

ボクシングを観戦するのが楽しみになって頂ければとても嬉しいです(≧▽≦)

拳に込められた闘争心。攻防一体のテクニックがリングで激突。

ボクシング

競技概要

四角いリング上で2人の選手が向かい合い、グローブをはめた左右の拳で

相手と打ち合って勝敗を決めます。

攻撃手段は己の拳のみで攻撃対象は相手の上半身となります。

トランクス上部の「ベルトライン」よりも上のみの攻撃となります。

格闘技の中でも攻撃対象範囲がかなり限定されているのがボクシングの特徴です。

それだけに、いかに相手の隙をついて反則を伴わずにナックルパートで

パンチを打ち込むか。というシンプルな目的のために鍛錬するストイックな

精神力が際立つ競技でもあります。

ボクシングのオリンピックでの歴史は、古代オリンピックの時代までさかのぼります。

当時、ボクシングは「相手が負けを認めるか気を失うまで試合を続ける」というルールで

時に死亡者が出るほど危険な競技でした。

それゆえ、5世紀初めにローマ皇帝により「残忍すぎる」との理由で禁止され、

18世紀まではスポーツとしての歴史は途絶えてきました。

1867年に、イギリスでグローブ着用義務など安全を期したルールが改定され、

これが現在のボクシングのルールの基礎となりました。

近代オリンピックでは1904年セントルイス大会以降、1912年ストックホルム大会を除き

すべての大会で実施されています。

女子は、2012年ロンドン大会から正式種目として採用されました。

ボクシングはプロ興業として世界で人気を博し、かつてのモハメド・アリ（アメリカ）、

最近では村田 諒太選手などのヒーローを輩出していますが、

そのモハメド・アリはプロに転向する以前、1960年ローマオリンピックにおいて

カシアス・クレイの名でライトヘビー級の金メダリストに輝いています。

村田選手も2012年ロンドンオリンピックの金メダリストに輝いています。

オリンピック競技として採用されて以来、長らくボクシングではアマチュアのみの参加

とされてきましたが、2016年リオオリンピックよりプロの参加が可能となりました。

種目

男子

・フライ級（48~52kg）　・フェザー級（52~57kg）　・ライト級（57~63kg）

・ウェルター級（63~69kg）　・ミドル級（69~75kg）　・ライトヘビー級（75~81kg）

・ヘビー級（81~91kg）　・スーパーヘビー級（91kg超）

女子

・フライ級（48~51kg）　・フェザー級（54~57kg）　・ライト級（57~60kg）

・ウェルター級（64~69kg）　・ミドル級（69~75kg）

シンプルなルールから生まれる多彩なスタイル

激しく緻密な攻防は見逃せない

競技の魅力、見どころをご紹介！

ボクシングの試合はさまざまな方法で勝敗が決まります。

3分×3ラウンドの試合が終わった時点で、5人のジャッジの採点による判定や、

競技の続行が不可能と思われるほどの差がある場合や医師が試合の継続が困難とした場合

などにレフェリーが試合を終了させ勝敗をつけるレフェリー・ストップ・コンテスト（RSC）、

一方が3回の警告を受けて失格となった時、そしてダウンして10秒以内に競技を続けることが

できないノックアウト（KO）などがあります。

試合は、ポイントによる勝敗、棄権などによるT.K.O（テクニカルノックアウト）、

レフェリーが試合を止めるレフェリーストップ、K.Oによる勝敗、どちらかの負傷や

失格による勝敗など、さまざまな決着方法があります。

それゆえ、戦いのスタイルは選手それぞれ個性的になります。

強打に自信を持つ選手が猛パンチを浴びせて相手を消耗させようとするかと思えば、

ディフェンスに定評のある選手がひたすらガードを固めて相手の「攻め疲れ」を待ち、

相手の防御の隙をついたカウンター攻撃でK.Oをものにしたりとさまざまです。

拳と拳、上半身のみを攻撃、というシンプルなルールが、

逆に多彩な攻撃スタイルを生み出し観客を魅了します。これが最大の醍醐味と言えるでしょう。

オリンピックのボクシングには、試合時に自分のコーナー色のランニングシャツとトランクスを

着用するというプロの試合にはないルールが加えられています。

またラウンド数もプロとは違い、3分×3ラウンドとなっています。

短期決戦ということもあり、ファーストラウンドから積極性のある技術や戦術の展開に

よって競技を支配することが要求されます。

試合までのコンディショニングの維持、ダメージの回復、相手選手の研究などを含む

チームの組織的なサポート体制、バックアップ体制の在り方もとても見どころになります。

まとめ

いかがでしたか？

駆け足ではありますが、ボクシングのルールや魅力などについてご紹介していきました。

2016年からのオリンピックでのプロ解禁は、ボクシング界で賛否両論を巻き起こしており、

2020年東京オリンピックにどの程度のプロボクサーが参戦するかは未知数となっています。

ボクシング界の流れによっては、東京オリンピック以降の勢力図は

大きく変わってくるかもしれませんね。

日本人の選手でも、2012年のロンドンオリンピックで金メダルを獲得し、

その後、プロに転向して2017年にWBA世界ミドル級の王者となった村田 諒太選手を筆頭に、

世界チャンピオンの日本人選手がオリンピックに出場するかに期待したいですね(≧▽≦)

最後までご覧いただきありがとうございましたm(__)m