ピアスホールを綺麗に閉じる方法はある？開け直しのコツは？

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ピアスホールを開けたけれど、就職やアルバイトなど何らかの理由で閉じなければいけならなくなることがあります。

ただ閉じ方を間違えてしまうと、跡が残ってしまうため注意が必要です。

そこで今回は、開けてしまったピアスホールを綺麗に閉じる方法を紹介するとともに、安全に開け直しをする際のコツについても紹介します。

ピアスホールの閉じ方は2種類

ピアスホールを綺麗に閉じる方法には、大きく分けて「自然治癒（放置）」と「病院を利用」の2種類があります。

自然治癒（放置）による閉じ方

ピアスホールを開けた後、ピアスをしないまま放置をしておくと皮膚の組織が自然とくっついていきます。

このためそのまま自然治癒に任せておけば、何もしなくても自然に穴を綺麗に閉じることが可能です。

皮膚組織がよほど損傷していなければ綺麗に治癒してくれますし、費用をかけずにピアスホールを閉じることができるところや縫ったりしないので痛みがないところがメリットとなっています。

ただ、治癒の途中でしこりができる場合があるほか、穴のサイズが大きいと自然に閉じにくい、時間がかかってしまうなどのデメリットがあるので注意が必要です。

ほかにもアフターケアとして穴が開いているところは清潔にしておかなければならず、何もしていないと化膿したり炎症を起こしてしまう可能性があります。

病院で閉じてもらう

皮膚科や整形外科ではピアスホールを閉じる簡単な手術が行われているので、こちらを利用して綺麗に閉じることも可能です。

大きいサイズの穴を開けている場合やしこりができている場合、さらに穴やその周辺に損傷がある場合など、自然治癒が難しい時には病院を利用した方が綺麗に閉じることができ、小さい穴のサイズでも綺麗に閉じることができますが、デメリットとして費用が5万円から10万円と高額となっています。

これは１か所閉じる際にかかる費用なので、両方の耳の穴を閉じるとなるとかなり高額です。

ピアスホールが閉じるまでにかかる期間

ピアスホールが閉じるまでの期間は、開けた穴の大きさや着けていた期間・使用していたピアスの太さや重さ・体質・閉じ方によって異なってきます。

一般的には自然治癒で閉じる場合は２か月から3か月ほどかかり、病院で閉じてもらった場合は手術後１週間ほどで抜糸した後に1か月から3か月ほどで閉じるケースが多いです。

基本的に穴にどの程度の負担がかかっていたか、傷が治りやすい体質なのかどうかで閉じるまでの期間は異なっていますが、開けた穴が大きかったり着けていた期間が長いとそれだけ閉じるまでに時間を要します。

それに対して開けた穴の大きさが小さければ小さいほど、そして着けていた期間が短ければ短いほど短期間で穴が閉じやすいので、数時間で綺麗に穴が閉じたということもありますが、1か月から3か月ほどを目安に個人差があることを理解しておきましょう。

ピアスホールを安全に開け直しするコツとは？

もし再びピアスをつけたいと思った場合、開け直しをするタイミングとしては穴がある程度塞がってからになります。

ある程度穴が塞がってくれば状態が安定してくるので、穴を閉じ始めてから4週間から6週間ほど過ぎたころ（早くても1週間）が安全で、その上で安全に開け直しをするコツは、「前回と同じ場所にピアッシングしないこと」と「しこりを避けること」です。

前回と同じ場所にピアッシングしない

前回開けた穴は表面上は閉じているように見えていても、中は傷口がそのまま残っている可能性があります。

場合によっては傷口がそのままになっているだけではなく、浸出液が溜まっていることもあるので、その状態のところにピアッシングしてしまうと傷口が広がる可能性があるのはもちろん、化膿や炎症を起こしてしまう危険性が考えられるので避けた方がいいです。

しこりを避ける

しこりは、皮膚の硬い部分が凝縮している状態です。

そこにピアッシングしようとしてもうまく穴が開かないことや、しこりの部分が化膿していることもあり、無理に貫通しようとすると皮膚にトラブルを起こすこともあるので、安全に開け直しをするためには、しこりを避けることが大切です。

ピアスホールは状態に応じて安全かつ綺麗に閉じることが大切

ピアスホールを綺麗に閉じる方法としては2種類あり、ピアスホールの大きさや着けていた期間など状況によって自分に合った方法を選ぶことが大切です。

よくわからない場合には病院で閉じてもらう方が綺麗に閉じることができますし、何より安全です。

また開け直しをしたい場合は、きちんと穴の閉じ具合を確認し、ピアッシングする場所に注意しましょう。