ピアスのトラブルについての対処法

平成も残すところあとわずかになってきましたね。

5月からは新元号《令和》になりますが、正直まだピンとこないのが本音ですw

私は昭和生まれなんですが、平成の30年はほんとあっという間に感じました。

しかし最近テレビなどで平成を振り返ろうみたいな番組が多く、見ていると

「これって平成だったのか！！」とか「めちゃくちゃ懐かしいな。」

と思うことばかりなので、やはり30年の年月は長かったんだな～と

しみじみ感じる今日この頃です。

《令和》到来とともに今年はGWが10連休と言う長い連休に入りましたね。

家族や友達、恋人と旅行に行ったり、長い休み家でまったりしたりと

いろいろな休みの過ごし方があると思いますが、普段の忙しさを忘れて

癒されたり、楽しめたりできる連休を過ごしてください(*^-^*)

自分は家で野球を見ながらまったりのんびり過ごそうと思います。

今日はピアスのトラブルについての対処法を書いていきたいと思います。

トラブルと一口で言ってもさまざまで、細菌感染や金属アレルギー

ピアスの埋没や外傷性耳垂裂などたくさんのトラブルがあります。

それらの原因や症状、トラブルを防ぐ方法などを説明していきたいと思います。

ピアスのトラブルは放っておくと大変恐ろしいことにもなりますので

ピアスでオシャレをして楽しみたい方はぜひ参考にしていただいて

トラブルのないHappyなピアスライフを過ごしてください！！

意外と多いピアスでのトラブル

では実際どのようなトラブルがあるのか学んでいきましょう。

まずは細菌感染です。

傷口などから細菌が体の中に侵入してきて、細菌に感染した状態になる。

原因としてピアスを替える時にできた傷などから細菌が感染して、炎症を起こします。

このように炎症を起こしますと、ピアスホールの部分に痛みを生じたり

ピアスホールの周りが熱をもって腫れたり、膿が出てきたりします。

このトラブルはファーストピアス期間が終わり、

自分の好きなピアス《セカンドピアス》を入れるようになる頃に見られるトラブルです。

細菌感染を生じると、周りの組織が炎症で腫れるため

ピアスホールが徐々に小さくなってしまいます。

そうするとピアスを入れる時にさらにピアスホールを傷つけてしまい

症状が悪化してしまいます。

治療としては、悪化を防ぎピアスホールを保つためにシリコンチューブを挿入して

2～4週間外さないようにして傷が塞がるのを待ちましょう。

細菌感染に対しては、すぐに病院へ行き、抗生物質の内服薬や外用薬を使用してください。

シリコンチューブとはアレルギー反応を起こしにくい

柔らかいシリコンでできたチューブです。

これを使い捨ての拡張器を使ってピアスホールに挿入します。

シリコンチューブには、傷ついたピアスホールが塞がってしまうのを防ぐ効果と

膿が中に溜まらないで外に出るための通り道を確保する効果があります。

次は金属アレルギーです。

金属アレルギーの症状としてはピアスホールとその周辺のかゆみや

滲出液（ジクジクと汁が出る状態）、赤くただれた状態などが見られます。

金属アレルギーを起こしやすい金属は、ニッケル・コバルト・クロームです。

ステンレス合金や金メッキの下地などに使用されています。

金メッキは傷が付いたり、劣化してくると下地のニッケルが露出してきますので

注意が必要です。

また金属アレルギーが疑われた場合には、パッチテストの検査を行いましょう。

どのような金属にアレルギーがあるのかを調べる検査で、

背中や腕に複数の金属試薬を含ませた絆創膏を張り付けて、

その部分の皮膚に反応が出るかどうか調べる検査です。

対策としては原因となったピアスの使用を止めて、抗アレルギー薬の飲み薬や

ステロイドの塗り薬で早急に治療しましょう。

炎症によってピアスホールが傷ついている場合があるので

こちらもピアスホールが安定するまではシリコンチューブをいれておきましょう。

またこれからは

金属アレルギーを起こしにくい素材（チタン、セラミック、シリコンコーティングなど）

のピアスを選ぶことが重要になってきます！！

次のトラブルはピアスの埋没です。

ピアスをつけたまま寝てしまった時に起こりやすいトラブルです。

ピアスをつけた耳を圧迫させてしまったり、皮膚炎が続いてピアスホールが

柔らかくなったり、自分の耳たぶよりも短めのピアスを使った時に起きるトラブルです。

症状としてはピアスのキャッチやヘッドが埋まり、皮膚がかぶれたり

赤くただれたり、皮膚などから液体が出始めたりします。

ピアスが埋没してしまった場合、局部麻酔をして埋没したピアスを取り出す方法になります。

またピアスホールの一部を切開して取り出す場合もあります(>_<)

ですから寝る場合などはしっかりピアスを外すようにして未然に防ぐ注意が必要ですね。

最後は外傷性耳垂裂(ピアス裂傷）です。

ピアスを何かに引っ掛けて耳たぶが切れてしまったり、重さに耐えきれず

切れてしまうトラブルです。

ピアスホールの場所が耳たぶの縁に近すぎたり、

重いリング状やぶら下がりのピアスを使い続ける事などが原因となります。

ピアス裂傷の場合は治療は手術以外にありません。

多少なりとも手術の傷痕は残るので、そうならないように自分自身で

ピアス裂傷にならないように未然に防ぐ注意が必要ですね。

まとめ

このようにピアスに関するトラブルはたくさんあり危険なものばかりです。

せっかくオシャレでピアスを楽しんでいるのに、痛い思いや辛い思い

ましてや手術など絶対に嫌ですよね。

ピアスを楽しむためにも、自分自身が自分に合ったピアスを選んで

しっかりとトラブルにならないように身につけることが大切になってきますね。

最後までお付き合いいただきありがとうございました(*^-^*)