2020年 東京オリンピック注目競技（スケボー編）

皆さんこんにちは(*^-^*)

月日の流れはほんとにあっという間でもう6月になりましたね。

今回は来年の7月24日から開催される《2020年東京オリンピック》について

ご紹介していきたいと思います。

もう残すところ1年2ヶ月を切り、オリンピックのチケットなどがネットで

抽選販売を開始し始めましたね！！

いよいよこれから街中ではオリンピック一色になっていきそうですね。

開会式などが行われ、東京オリンピック・パラリンピックのメインスタジアム

に位置づけされている新国立競技場も着々と建設が進んでいます。

そして各競技の選手たちは来年のオリンピック代表の切符に向けて

サバイバルレースが始まっています。

そこで皆さんは夏季オリンピックといえばどんな競技が真っ先に浮かびますか？

やはりオリンピックのメインどころといえば、陸上や水泳・柔道や体操といった

過去にもメダルを取った事の多い競技やメジャーなスポーツである野球・サッカー

などが浮かぶと思います。

そもそも今回の東京オリンピックでは28競技の302種目で争われます。

最近、日本人選手などの活躍で注目が上がっているバトミントンやバスケットボール

錦織圭選手や大坂なおみ選手で一気に注目が上がったテニス

張本智和選手や水谷隼選手、石川佳純選手や伊藤美誠選手などの人気で

一躍日本でメジャースポーツとなった卓球などたくさんの注目競技があります。

そんな中、今回スポットライトをあてて皆さんに注目してもらいたい競技は

スケートボード(スケボー）です。

若い子たちがよく街中や公園などでやっている印象はあると思いますが、

あまり競技としてはそれほどの認知はされていないんじゃないかなと思いますが

今回はスケートボードの競技の魅力や、見どころをご紹介していきたいと思います。

そして大注目の選手も紹介していきたいと思います。

注目競技スケートボード！独創的なトリックと駆け上がるスリル

前後に車輪がついた板に乗り、トリック（ジャンプ・空中動作・回転などの技）を行い

その技の難易度や高さ、スピードなどを評価する採点競技。

東京2020オリンピックで新たに採用された新種目です。

スケートボードの起源は諸説はありますが、1940年代にアメリカ西海岸で

木の板に鉄の車輪をつけて滑った遊びが始まりとされており、

1950年代に入って木製の板にゴム製の車輪がついた《ローラーサーフィン》

という商品が販売され、これが現在のスケートボードの原型になったといわれています。

とくに若者には人気のスポーツで1980年～1990年代にかけて世界に広まりました。

また1990年代後半からは、グラフィックや音楽、ファッションをともなって

ストリート・カルチャーの中心的位置を占めるようになりました。

日本ではスポーツというよりは、若い子がファッションやオシャレなどの遊び感覚の

ストリート・カルチャーのイメージの方が強いかもしれませんね。

オリンピックで行われる種目は2つです。

街の中を滑るようなコースで技を競う《ストリート》と、

複雑な形のコースで技を競う《パーク》の2種目になります。

ストリート

街中にあるような階段や手すり、ベンチや壁・坂道などを模した

直線的なセクションを配したコースで行われる。

選手は1人ずつ競技を行い、セクションを使いながらさまざまなトリック(技)を繰り出す。

そのトリックの難易度や高さ、スピード、オリジナリティ、完成度

そして全体の流れを見て審査員が総合的に判断し、採点する。

選手個人個人の多彩な技のぶつかり合いに、見るものを興奮させ見ている者の

意表を突くテクニックを成功させることこそ、

スケートボード最大の見どころと言えるのではないでしょうか。

パーク

大きな皿や深いお椀をいくつも組み合わせたような

複雑な形をした窪地状のコースで行われるパーク競技。

直線的なセクションが中心のストリートに対して、パークはアール(湾曲）がついた

曲線的な形状です。

その窪地の底から曲面を昇ると傾斜は急になり、上部はほぼ垂直に近い。

ここを一気に駆け上がり、空中へ飛び出す美しいエア・トリックがパークでは中心となります。

ジャンプ台で空中に飛び出すと、トリックのバリエーションも多彩になります。

空中でデッキを手でつかむグラブも、どこをつかむのか、どちらの手でつかむのか、

その時の姿勢をどうするのか？など選手さまざまで難易度も異なってきます。

飛びながらデッキを手でつかむグラブや、デッキを回転させたり、

選手自身が回転したりと、それらの組み合わせや、回転方向・回転位置などによって

難易度と独創性を上げていく競技です。

まるで浮遊しているかのようなパフォーマンスで、多くの複雑なトリックを行い、

いかにスリリングでかっこよく、見るものを虜にできるかを披露できるかがパークの

見どころになってきます。

華麗なパフォーマンスの大きさやスピードにもぜひ注目してみてくださいね。

スケートボードでは競技の採点が始まれば選手のトリック・技の順番、種類

またコース取りなどすべてが自由演技です。

スピードも重要な要素ですが、難易度や独創性を加味して総合的に評価されます。

スケートボードは、軽快なBGMが流れるとても開放的なムードで競技が始まります。

圧倒されるトリックの数々や高さ、スピード感あふれるカッコよさを

ぜひフェスティバルのような雰囲気で味わってみてください(≧▽≦)

次に2020年に向けて大注目の選手を紹介したいと思います。

冬季オリンピックのメダリスト

今回たくさん注目する選手がいる中、最近スケートボードが日本で耳にするように

なり、メディアなどにも取り上げられる要因になった選手をご紹介したいと思います。

2014年ソチオリンピック・2018年平昌オリンピック、スノーボードハーフパイプ

2大会連続銀メダリストの平野歩夢選手です。

アメリカのスーパースター、ショーン・ホワイトとの激闘で惜しくも銀メダルに

終わりましたが、日本中を感動と興奮の渦に巻き込んだのはまだ記憶に新しいですね。

その平野歩夢選手が今回夏季オリンピックに新種目としてスケートボードが

決まって、スケートボードでオリンピックを目指す意向を発表していました。

もちろん本業はスノーボーダーなので、簡単には代表にはなれないですよね。

しかし今月行われたスケートボード日本選手権、男子パークで見事に優勝し

今年度の強化指定選手に選ばれ、東京オリンピックにつながる海外の大会に

出場できるところまできました。

本当にすごいの一言なのですが、これからもぜひ頑張ってもらい

ぜひ東京オリンピックの代表の座をつかみ取ってもらいたいです(≧▽≦)

実力もさることながら、ルックスやファッションセンスもオシャレで

いつも素敵なピアスをつけていますよね(≧▽≦)

まさに華のある選手ですね！！

まずは7月に南京で開催されるデュー・ツアーに出場の予定で

9月に行われる世界選手権が勝負になりそうです。

平野選手、頑張れ～！！

まとめ

今回はスケートボードの魅力・ルールや注目選手などについて

ご紹介させていただきました。

まだまだ日本ではスポーツとしてあまりメジャーではありませんが、

東京2020オリンピックで正式種目となり、これからますますスポーツとして

人気が出て、メジャーなスポーツになりそうですね。

ストリート・パークともに発祥地のアメリカの強さが他を圧倒していますが

近年、ヨーロッパを中心にブラジル、オーストラリア、アジアなどさまざまな国が

力をつけてきています。

初めてオリンピックに採用されることもあり、これから世界の選手の動向から

目が離せないですね。

これを機にぜひスケートボードに注目してみてください。

最後までご覧いただきありがとうございましたm(__)m